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スーパー耐久シリーズ2021 Rd.2 SUGO

ARS Staff

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook

SUGO SUPER TAIKYU 3 Hours Race




A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

藤原 大暉

C DRIVER

松井 宏太

4/17 予選

4/18 決勝

順位

3位

2位

結果詳細

浅野 1.46.655

藤原 1.46.074

浅野 31周

藤原 50周

松井 25周

【フリー走行・予選】

チームは木曜日からマシンのチェック走行を行うが、前戦のもてぎRdでもトラブルの原因となったエキゾースト系に再びトラブルが発生。浅野は一旦茨城の工場まで部品を持ち帰り、修理を行って金曜日の占有走行を迎えた。

占有走行では今回、多忙な土屋武士の代理としてチームに加わったチームサムライの松井宏太もマシンのセットアップに貢献。チームはバネレートの変更、HANKOOKタイヤとサーキットへの合わせこみを精力的にこなして予選日を迎えた。

予選はヘビーウエットコンディションの中、藤原が1分47秒台を安定して出し、チームはウエットでのマシンセッティングにも自信をつかむ。しかし迎えた午後の予選では、路面状況がウエットからセミウエットへと変化。路面コンディションの影響か、一転アンダーステアに苦しむこととなった。浅野は1分46秒655、藤原は1分46秒074をマークし、決勝レースは3位から臨むこととなった。


【決勝】


レース時間は3時間、義務ピットイン回数は2回。松井が提案したサスペンションの設定を施し、提案者の松井自身をスタートドライバーとした。松井はトップグループと遜色ない1分35秒~36秒台で周回する。5周目には1分34秒902をマーク。前をゆく884号車86を追うが、かねてよりのアンダーステア傾向から、ジリジリと離される展開となる。

25周目、SPコーナーでクラッシュが発生した影響でSC導入。

松井は浅野へとドライバー交代しチームは給油を行った。6周にわたるSCの後、松井のピットレーン速度違反とチームのピット作業違反で、浅野は2度のドライブスルーペナルティーをこなした。

TOTAL54周目、前を行く310号車86がマシントラブルの為ガレージにマシンを頭から入れた。同一周回であった浅野は2位へと浮上。

浅野からバトンを受けた藤原は2位でコース復帰すると、迫る敵はいない状況でWedsSport86は106周を走り2位でチェッカーを受けた。


【チーム監督コメント】

浅野 真吾

結果は2位。ただ喜べない。 色々ミスが出た第2戦SUGO。 監督、ドライバー、エンジニア、メカニック、全員がもう一度自分の仕事、そしてその為の準備をしっかり見つめ直さなければならないレースになりました。 何故こうなったのか?何故回避できなかったのか?を考えなければなりません。 次戦は富士24H。 タフなレースになるので同じミスを繰り返さないように頑張ります。

ご声援ありがとうございました!


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

「今年2戦目になるSUGO。 嫌いでは無いサーキットですが難しいコースです。予選の雨は今一つHANKOOKタイヤを使え切れず、まだまだの自分を感じています。 決勝は突然のドライバー交代で準備が遅れ反省です。走っては自分の走りがまとまらないのでまたまた反省です。でも車の動きも良く成っていますので、富士24時間レースにはベストリザルトが残せる様に準備を進めて行きたいと思います。 これからも応援の程よろしくお願いします。


藤原 大暉

今回のSUGOはマシン、ドライバーが得意としているサーキットでしたがタイヤがHANKOOKに変わってからのデータがなく、金曜日は探りながらの走行でした。 土曜日は朝から雨が降っていましたが、予選前には弱まり路面は乾き始めていました。 予選では武夫選手が使ったレインタイヤをそのまま使うことになりました。内圧、ペースを合わせてアタックしましたがタイヤの表面温度が上がりすぎてしまいタイムを出せず、思った以上に苦しい予選になってしまいました。 決勝では最後のスティントをやらせて頂きました。2位という結果で終わりましたが2回ペナルティを受けてしまい内容は良くありませんでした。 今回のレースは様々な課題が残るレースでした。次は24時間レースなのでしっかり準備して挑みたいと思います。応援ありがとうございました。


松井 宏太

この度はこの様チャンスをくださった、浅野レーシングサービスの皆様、恩師武士さんに感謝致します。 レースウィーク金曜日にチームに合流し、走行時間を頂き車両とコースをチェックしました。 乗り出しから車のバランスは良く、とても乗りやすい車だと感じ、予選へ向けてとても良いイメージが作れました。 予選日は雨となり、予選前のフリー走行も車のバランスが良く、予選へ向けAドライバー浅野選手もBドライバーの藤原選手も好印象でフリー走行が終わりました。 いざ予選が始まると雨量が弱くなり、フリー走行とはコンディションが違い、予選は苦戦した結果となりました。 私のCドライバー予選で決勝用のドライタイヤを作るためハーフウェットのなかスクラブを行い、再度ウェットタイヤでマシンバランスをチェック。 フリー走行とは違い、少し車の変化が必要と思い、浅野監督、エンジニア、浅野選手、藤原選手に相談して、決勝へ向けセッティング変更の提案をして、セットアップをして頂きました。 決勝前、10分間のウォームアップで車両チェックを行い、よい方向へ向かっていると思い、そのままのセットアップで決勝へ挑みました。 スタート後数周はトップ集団から遜色無く走れていたのですが、タイヤの余力がなくなり、ジリジリと離されていき、SCが出てピットイン。 そのタイミングで自分のミスでピット速度違反をしてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。 その後はタイヤの状況が厳しいなか浅野選手に走ってもらい、藤原選手へバトンタッチ。 藤原選手も長いスティントをコンスタントに走りきり、2位チェッカーを受けることができました。 今後の課題としてはまだまだありますが、収穫もあるレースだったと思います。 また機会があれば、このチームの皆様とレースができればと思います。 関わってください皆様に感謝申し上げます。 ありがとうございました。


チーム体制








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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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