top of page

スーパー耐久シリーズ2021 Rd.4 オートポリス

ARS Staff

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook

第4戦TKU スーパー耐久レース in オートポリス

A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

藤原 大暉

C DRIVER

小串 康博

D DRIVER

松井 宏太

7/31 予選

8/1 決勝

順位

3位

3位

結果詳細

​浅野 2.09.175

藤原 2.08.266

浅野 41周

藤原 45周

小串 4周

松井 9周

【フリー走行・予選】

前戦で9年ぶり悲願の優勝を果たしたWedsSport86。24時間レースを戦い終えた86をメンテナンスし、異なるマシンセットでサーキット入りした。今回Cドライバーを務める小串がマシンの習熟を務めた。

金曜日の占有走行では、今回急遽Dドライバー登録となった松井とAドライバーの浅野を中心にセットアップを試した。チームはタイヤライフとのバランスを考慮しながら決勝を想定したマシンを仕上げていった。

翌土曜日の予選は気温30℃、路面温度35℃コンディション。タイヤライフを考慮して、Aドライバー予選で浅野は計測2周目からアタックし、2分9秒175をマーク。Bドライバー予選で藤原は計測1周目からアタックを開始し、2周目に2分8秒266をマーク。AB合算の予選グリッドは3番手で決勝レースを迎えることとなった。


【決勝】


決勝日はどしゃ降りのレインコンディション。WedsSport86はウオームアップ走行で今週末初めてレインタイヤを試す。まずまずの手ごたえを得たチームではあったが、決勝レースの天候がいまいち見通せない。

不確定要素が多いなか、5時間の決勝レースは霧の漂うレインコンディションの中で始まった。7周目、310号車がピットインしたためWedsSport86は2位へ浮上する。8周目SC解除になると松井は慎重にコースを攻めて行くが、310号車にオーバーテイクされると9周目コンディション悪化の為再びSC導入、そして12周目、残念ながらレースは赤旗中断となった。

約1時間の中断後、雨が上がってコースコンディションは改善。12時45分にレースは再開した。ここから16時まで、残り3時間15分のレース開始である。SCスタートとなった13周目、ドライタイヤのコースコンディションと判断した松井はピットイン。タイヤをドライへと交換し、藤原に交代した。

藤原は果敢にアタックするが、上位陣からはラップ1秒から2秒離されて行く。前を行く310号車、884号車との差が縮まらない中、残り2周となった所でガス欠症状が出てしまい浅野は緊急ピットイン。

燃料をスプラッシュしてピットアウトした。そして16時6分、WedsSport86は99周を走りクラス3位でチェッカーを受けた。

今年のルール変更により、赤旗中断したレースはドライバー交代を含むピットイン義務が無くなる為、今回のレースは前半に義務ピットインを消化したWedsSport86には不利な状況となってしまった。

しかし純粋な速さもまだまだ足りず、前戦の24時間レースで優勝したWedsSport86の強さと速さをもっと証明したいチームとしては、やはりくやしさの残るレースウイークとなった。




【チーム監督コメント】

浅野 真吾

厳しいレースになるのは想定していました。 310号車、884号車にどれだけついていけるか!?という事だけを考えていました。 結果は天候、ペース、戦略、トータル的に大きく差を開かせてしまいました。 何が原因なのかしっかり考え、浅野レーシングサービスとって大事な次戦鈴鹿で、満足のいく結果を出したいと思います。

応援ありがとうございました。



【ドライバーコメント】

浅野 武夫

練習での感触は良く期待が持てましたが、予選に対してちょっと力が入ってしまい痛恨のスピン。若さが出ました! 決勝はウエットスタートとなり、自分が乗るのは最後の走行になるので長いドライブになると思っていましたが、日も差し暑くなって来たので、最後まで走らせる事と最善の走りをする事を考えて、『今何が足りないか』自問自答して走っていました。色々ある中チェッカーを受けることができました。チームスタッフに感謝します。また応援していただいた皆様、ありがとうございます。 暑さとウイルスに気を付けて頑張って行きます。これからも応援よろしくお願いします。


藤原 大暉

今回のオートポリスから自分のドライビングを大きく変えてみました。 予選はその結果、小さなミスがいくつもあって、まとめることが出来ませんでした。 決勝は2時間近く走らせて頂きました。最初は前の2台が見えていましたが少しずつ離され、浅野選手に代わる頃には大きく離されてしまいました。

今回のレースは悔しい結果になってしまいましたが猛暑の中、

18号車も壊れずに走りきってくれました。

この悔しさを次戦にぶつけたいと思います。 応援ありがとうございました。


小串 康博

初めて浅野レーシングサービスの86を運転させていただきました。 日頃は自分のクルマしか乗ってないので、自分のドライビングに合ったクルマ作りをしてきましたが、S耐となると、クルマの特性に自分のドライビングをどれだけ合わせるかが課題になり、なかなか合わせられないままのレースとなりました。 ドライバーとしてのスキルアップをしなくては全然戦えないと確認できました。 またご縁があれば

よろしくお願いします。


松井 宏太

この度は急遽ではありましたが、レースのチャンスをくださった、浅野レーシングサービスの皆様、関係者の皆様、土屋武士氏に感謝致します。 金曜日からチームへ合流し、フリー走行で車のバランスチェック、セッティングも少し変更を行い、予選へ向けて調整をしていただきました。 Aドライバー、Bドライバーともにアタックし、クラス3番手で予選が終了。 Cドライバー、Dドライバーは決勝へ向けより良い方向性を見つけるべく、予選でもセッティング変更を行いましたが、良い方向へは行かずベースセットへ戻し、翌日の雨のレースへ向け準備を行いました。 決勝は雨のスタートとなり、オートポリスを地元とする大串選手からスタート、確実にバトンを繋いで、セーフティーカー中に私に交代、視界不良で赤旗が出るなど荒れたレースとなりましたが、皆がバトンを繋ぎ、3位でチェッカーを受けました。 今大会は前の2台とは少し差がありましたが、次戦鈴鹿ではしっかり戦えるよう、ドライバー、マシンを準備していきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。


チーム体制






Comments


AsanoRS.png

浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

〒309-1455 茨城県桜川市水戸199-1

0296-76-1181

© 2023 asanoracingservice.com.

bottom of page