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スーパー耐久シリーズ2022 Rd.5 もてぎ

ARS Staff

ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 

第5戦もてぎ スーパー耐久 5Hours Race



A DRIVER 

浅野 武夫 

B DRIVER 

藤原 大暉

C DRIVER 

石森 聖生

D DRIVER

伊藤 毅


9/3 予選

9/4 決勝

順位

3位

3位

結果詳細

​浅野 2.15.091

藤原 2.13.214

浅野 29周

藤原 42周

石森 41周

伊藤 14周

【フリー走行・予選】

WedsSport86はエンジン及びミッションのオーバーホールに加え、ピットロード50㎞/hスピードリミッターを設置してレースウイークを迎えた。しかし、木曜日の占有走行では180㎞/hでリミッターが効いてしまい、思うようにマシンセットアップを進められなかった。

Aドライバー予選は気温30度、路温40度を超えた。浅野はアタック2周目に2分15秒091をマークしたものの、マシンの動きには不満が残った。チームはセットアップを戻し、藤原のリクエストに応えてパッカーも変更した。藤原はBドライバー予選でアタック2周目に2分13秒214をマークしたものの、「少しパワー感が無い」と訴える。

チームはマシンチェックで排気漏れを確認。Cドライバー予選までに修復を行った。Aドライバー予選のセットでCドライバー予選を走った石森は、満タン時のマシンの動きが想定ほど良くないとフィードバック。

伊藤のDドライバー予選はBドライバー予選の状態へと変更したが、コーナーミドルでのアンダーステアが解消されない。チームは決勝に向けたセットアップを検討しつつ翌日に備えた。


【決勝】

レースは5時間、義務ピットイン回数は3回。前回のレースと同様に給油は容量20Lの指定給油ボトルを使用する。1回のピットストップでの最大給油量は60Lまで。1回のピットストップで2本以上入れる場合は、105秒のピットストップが課せられることとなる。

給油はボトル3本→3本→1本を想定、タイヤ交換は2回を基本とする事とした。

レース開始から約30分後の13周目には2位86号車との差は約32秒となった。今回のレースは特に884号車の速さが目立つ。FCY導入直前の41周目、石森は予定より早くピットインして浅野へと交代、給油3本タイヤ交換を含むフルサービスを行った。

決勝のセッティングはアンダーステアを消す代償に、燃料が減るとオーバーステアが出る傾向になっていた。浅野はマシンと対話しながらラップを重ねる。

レース残り30分で浅野から交代した伊藤はUSEDタイヤに苦労しながらも3位でチェッカーを受けた。








【チーム監督コメント】

浅野 真吾


「ホームコースでもあるもてぎ大会。なんとしても2位以上を目指し挑みました。セットアップに悩みながらも予選は3番手。決勝ではトップの2秒落ちでラップ。正直つらいレースとなってしまいました。応援していただいた皆様には申し訳ない気持ちです。

次戦はしっかり戦える車を作っていきますので、引き続きご支援ご協力をよろしくお願い致します。応援ありがとうございました。」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

「今回は地元もてぎなので力が入りました。

やっとエンジンをリフレッシュし不安は解消したので、頑張って走りたいと思ってサーキット入りしました。

練習から相変わらずの雨で、ドライのセットアップの時間が減ってセットアップを決めきれないままの予選となり、思ったようにニュータイヤを使えず8割の出来でした。

決勝は想定の1秒落ちでの走りになり、何を変えたら動きが良くなるのか、走り方を変えたら良くなるのか、考えながらのレースになり、ストレスの溜まるレースとなりました。

思うところが有り、翌々日にセットアップを変えてもてぎに練習・確認に行って来ました。方向性を少しずつ見つけていきたいと努力しています。

これからも応援の程よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」


藤原 大暉

「レースウイークの木曜日はトラブルがあり、本格的なセッティングができたのは金曜日からでした。

限られた時間の中で合わせこみましたが、予選ではトップ2台から大きく離されてしまう結果となりました。

決勝ではスタートドライバーを担当し、トップ2台との違いをじっくり観察することができました。次戦までにしっかりチームと解決策を練り、次戦に繋げていきたいです。

もてぎは車両にかなり負担がかかるサーキットですが、トラブル無くゴールできたのはとても嬉しかったです。

今大会も応援ありがとうございました!次戦も応援何卒よろしくお願い致します!」


石森 聖生

「今回からGR86のライバルが1台増え、さらに盛り上がりのあるクラスになってきました。

チームのホームコースでもあるもてぎで、3戦連続表彰台入りは果たしましたが、今回も上位2台に勝てず「3位」 非常に悔しくてたまりません。

予選は40周使用のUSEDタイヤでしたが計測1LAPのみアタックさせてもらい2分15秒582で3位タイム。2位とは0.809秒、トップとは1.679秒差に。その後はガス満タンのセット確認も行いました。

決勝では2ndスティントを担当。予選で使用したタイヤで約1時間50分走り切り、FYCの出る寸前のベストタイミングでピットインの無線が入り、ロスの少ない交代ができました。

しかし私のスティントは内圧を下げすぎてしまいグリップピークが低く、その分タイム落ちは少ないかと思いきや路温も高くなり後半は特に苦しいレースになって、先行車とのタイムを縮める事はできずに3位キープとなりました。

今回は金曜日から走行に参加しましたが、予選でもセットアップの変更があるなど迷走してしまい決勝でもマシンバランスが悪く、上手く噛み合わないレースウイークとなってしまいました。

今年も残すところ2戦、支えてくださるスポンサー様、チームメンバー、応援してくださる皆様のために、何としてでも結果を出し来年にも繋がるレースをしたいです。

いつも支えてくださる皆様、本当にありがとうございます。

次戦の岡山戦も応援よろしくお願いいたします。」


伊藤 毅

私自身、レース活動拠点をマレーシアに置き楽しんでおりましたがパンデミックの影響もあり、近年はレース活動から距離を置きサーキット走行を楽しんでおりました。

今回、ご縁が有り、スーパー耐久レース老舗の浅野レーシングサービスでの急遽の乗車となりました。

レース活動を始めた初心に戻り、少しでも乗車時間の不足解消の為に走行動画、ロガーデータの解析、イメージトレーニングを一から行いドライビングの難しさを痛感したまま、予選、決勝を迎えました。

予選時は決勝のシミュレーションでの走行で少しでも乗車して感覚を戻すことに専念、決勝はフィニッシュドライバーとして無理せず皆さんの思いが結集した車を確実にゴールまで届ける役割を果たすことができました。

2018年24時間耐久レース参戦以来のスーパー耐久レースを楽しませて頂きまして感動と感謝の気持ちが一杯になりました。

お世話になりました関係者の皆様に御礼申し上げます。誠にありがとうございました」



チーム体制







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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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