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スーパー耐久シリーズ2024 Rd.3 オートポリス

ARS Staff

更新日:2024年8月20日

A DRIVER 

浅野 武夫 

B DRIVER 

伊藤 慎之典

C DRIVER 

鈴木 翔也

D DRIVER

上村 優太

7/27 予選

7/28 決勝

順位

4位

順位認定なし

結果詳細

​浅野 2.08.554

伊藤 2.05.899

​浅野 28周

伊藤 14周 鈴木 34周 上村 4

【フリー走行・予選】


スーパー耐久2024第3戦は7月27日28日に開催された。富士24時間レースから約2か月のインターバルでチームはエンジンと駆動系のリフレッシュを行い、ST-4クラス開催が2年ぶりとなるオートポリス入りした。現地は気温30度、路温50度を超える酷暑。想像以上の過酷さに対し、チームは木曜日の走行からマシンセットアップと暑さ対策を進めた。走行1本目はマシンチェックと伊藤・鈴木のコース習熟を行ったが、セットアップがコースコンディションに合っていないと判断したチームは、2本目の走行でサスペンションを中心に大幅変更。

金曜日の占有走行では浅野、上村を中心にそのセットアップを煮詰めていった。予選の土曜日は気温30度、路温40度を超える酷暑となった。タイヤの“おいしい”ところは1周しか持たないtため、予選は完全に1ラップアタックとなる。チームとのコミュニケーションで前車との距離を調整しつつ、ABドライバーはそれぞれアタックを決め、浅野は2分8秒554をマークしてクラス5番手、伊藤は2分5秒899をマークしてクラス3番手、合算で予選順位はクラス4番手となった。C・Dドライバー予選では、鈴木と上村が決勝想定の燃料でさらに異なるセットアップを試し、マシンの確認を行った。チームはマシンの進化を感じつつも、セットアップの弱点も考慮して、酷暑のドライコンディションが予想される決勝レースに向けてレース戦略を確認し、ピット練習を重ね翌日の決勝レースに備えた。


【決勝】

今回のレースは5時間、義務ピットイン回数は3回、給油は容量20Lの指定給油ボトル使用となり1回のピットストップでの最大給油量は3本60Lまで、1回のピットストップで2本以上入れる場合は90秒のピットストップが課せられる。また、Aドライバーの最低運転時間は75分以上のため、チームの基本戦略はAドライバースタートとして、ボトル3本給油を2回、ボトル1本給油を1回とし、FCYが出そうなタイミングやSCのタイミングでピットストップをこなす作戦を採用した。

11時03分、気温27℃、路温41℃のドライコンディションで5時間の決勝レースは始まった。スタートドライバーの浅野は6位でスタートすると、2分10秒~12秒台で走行。5周目の1コーナーで66号車ロードスターにオーバーテイクされるが、浅野は徐々にアンダーステアが顔を出すマシンのタイヤをマネジメントしながらコンスタントに周回を重ねた。27周目、1コーナーでのST-Zクラス同士の接触クラッシュによりSC導入となった。浅野は第3セクターから、「エンジンが吹けない」とチームに無線を入れる。

浅野はピットガレージにマシンを入れるとメカニックが各種確認後にエアフロセンサーを交換、タイヤ4本交換とボトル給油3本も行い約20分のロスでピットアウトした。1周マシンチェックした浅野はそのままピットインして上村へと交代すると、約20分のロスでピットアウトした。1周マシンチェックした浅野はそのままピットインして上村へと交代、タイヤ4本交換とボトル給油3本でピットアウトした。上村は30周目に2分9秒349をマークして追い上げを開始するが、直後の33周目に再びエンジンが吹けなくなり、ターン6手前でコース脇へストップした。回収されたマシンをリペアエリアで確認すると、マシンはエンジンブローしており、コース復帰の道はエンジン交換しかなかった。

完走扱いとなるクラス優勝車両の70%を周回できる見込みは限りなく少なかったが、チームはエンジン交換を決断。リペアエリアにスペアエンジンを持ち込んでエンジン交換に入った。チームが1時間ほどで交換をすませると、上村はピットインして伊藤へ交代、伊藤はマシンチェックして問題が無いことを確認し、36周目に2分9秒742をマークするとエンジン回転数をセーブしながら2分11秒~12秒台で安定して周回を重ねた。46周目、伊藤はピットインして鈴木へと交代、ボトル給油1本でピットアウトした。鈴木は同じくエンジン回転数をセーブしなから2分12秒~15秒台で周回を重ね、そして16時05分、順位認定とはならなかったものの、80周を走行してWedsSport GR86はチェッカーを受けた。


チーム監督コメント

浅野 真吾

「第4戦オートポリス。速さにこだわり、Dドライバーの上村を中心に

セットアップ。富士からマシンもセッティングも変えていきました。

予選での一発は出ましたが、決勝ロングでのアンダーがひどく、

厳しい戦いになりました。

決勝では早々にトラブルもあり、モーターチェンジ。

厳しいレースが続きますが、チーム一丸となって次戦も頑張ります。

応援ありがとうございました。






ドライバーコメント

浅野 武夫

「久しぶりのオートポリスです。練習でのマシンチェックでは感触が良かったのですが何かしっくりしない所が有り、解決せず予選となりました。路面は結構熱くワンラップがベスト、何かが足りない感じでした。

決勝は久しぶりのスタートを担当しました。出来るだけ前に付いていきたいのですが離されていき悔しい走りになりました。一つ一つのコーナーを攻めての周回でしたが、突然のエンジン不調によりピットに戻りオートポリスの走行は終了となりました。

その後のエンジントラブルを克服してスタッフみんなの努力で走りきれたのは次のレースに生かせると思います。毎日暑い中頑張ってくれたドライバーとスタッフの皆さんに感謝しています。また支援・応援をしてくださる皆さまには本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。」


伊藤 慎之典

「僕自身オートポリスで初めてのレースということで事前にレンタル車両等で練習をして挑みました。

木曜日は持ち込みのセットがうまくいっておらず大幅なセット変更をしかなり改善されましたが、まだまだ煮詰めきれずレースを迎えてしまいました。

そんな中でBドライバー予選3番手タイムを記録できたことは自信につながりました。

決勝では開始1時間あたりでトラブルが出てしまい戦線離脱してしまいましたがメカさん達の懸命な作業でなんとかチェッカーを受けることができました。

次戦もてぎ大会では今回のトップからの差を埋められるように努力します。応援ありがとうございました。」



鈴木 翔也

「開幕戦に続き今回も欠場するドライバーの代役参戦をさせて頂く形となりました。

オートポリスは未経験でしたので、コースと久しぶりとなる車両への習熟がメインの走行となりました。

予選もCドライバーの為、ロングでのペースやタイヤのチェックが主になりました。

決勝では残念ながら車両トラブルが出てしまいましたがチームの皆さんの懸命な作業のお陰でチェッカーまで走りきる事ができ感謝の気持ちでいっぱいです。

次戦以降の参戦予定は未定ですが、引き続き浅野レーシングサービスの応援よろしくお願いします。」




上村 優太

「オートポリス大会ではマシンのセットアップを進める事ができ、予選では今年1番のパフォーマンスを発揮できたと思います。

決勝レースはトラブルに見舞われましたが、レースウィーク通しての内容はとても良かったと感じています。

右肩上がりにマシン、ドライバーともに成長を感じているので、次戦はご期待下さい。

応援よろしくお願いします。」




チーム体制




Wedssport GR86 スポンサー企業(敬称略)

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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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