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スーパー耐久シリーズ2019 Rd.1 鈴鹿

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2019

第1戦 SUZUKA S耐 “春の陣”


A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

井上 雅貴

C DRIVER

藤原 大暉

D DRIVER

森 正行

3/23 予選

3/24 決勝

順位

6位

リタイア

結果詳細

​浅野 2.24.415

井上 2.23.780

浅野 20周

井上 46周

藤原 22周

森 41周

【フリー走行・予選】

今年も浅野レーシングサービスは株式会社ウェッズ様をメインスポンサーに、新興工業株式会社様と株式会社アラカルトフーズ様をサブスポンサーお迎えした。

PIRELLIスーパー耐久シリーズ開幕戦鈴鹿RdにはWedsSport86で参戦。オフシーズンにホームコースのツインリンクもてぎでテスト走行結果を実施した。チームは昨年最終戦のマシンセットにいくつか変更を加えて木曜日の練習走行を迎えた。練習走行でのマシンチェックの後、金曜日の専有走行ではニュータイヤも投入してサスペンションのバランス改善に努めた。また、エンジンコンピューターマッピングもアジャストを重ねることで、トップスピードやエンジンのピックアップに改善がみられた。迎えた予選では、Aドライバーの浅野が最終セクターで若干のミスがありながらも2分24秒415でクラス7番手、Bドライバーの井上は2分23秒780をマークしクラス5番手し、合算のグリット順位はクラス6番手になった。


【決勝】



レース時間は5時間、義務ピットイン回数は3回。タイヤ交換をレース折り返しの2時間30分時点で実施する事を基本とした。フルコースイエロー等の状況に応じてピットインタイミングを変更する。井上はエンジンの不調からオーバーテイクを許し、8位までポジションダウンした。

4周目には7位に、5周目には6位までポジションアップするも、スピン。幸いグラベルストップはしなかったが、再び7位にポジションダウンした。秒台で安定して周回を重ね、16周目にはミッショントラブルの為ピットイン。18周目には6位となると、5号車86を抜いて5位まで浮上し、井上は前を行く28号車86を追走。FCY解除後の26周目に再びFCY導入となり、ドライバーは浅野へと交代した。

スプーン2個目立ち上がりで104号車86がST-Xクラスのマシンと接触。チームは浅野をピットインさせ、給油とタイヤ4本交換を行った。ドライバーは藤原へと交代し、マシンはピットアウトした。藤原は冷静にドライブ、タイムも2分27秒台〜29秒台で安定して周回を重ねる。65周目には310号車86のピットインにより5位へ浮上する。67周目にスプーン進入でST-XクラスとST-5クラスが絡む大きなクラッシュが発生。

その後はラップタイムが徐々に安定し、2分29秒台〜30秒台で安定して走行を重ねる。78周目には前を行く116号車S2000がピットイン、ドライバー交代と給油のみでピットアウト。

この時点でST-4クラス順位は4位。森とチームは表彰台を狙える絶好のチャンスと捉えた。気温低下によるコンディション向上とマシンバランス改善も味方して、ペースを上げた。追うのは20秒先を行くS2000だ。


5時間レースも残り3分、レースは劇的かつ悲劇的な結末を迎えた。エンジンルーム内パイプ破損による燃料漏れが原因のマシンストップ。森は燃圧の下がってゆくマシンと格闘しながら表彰台へと導こうとした。結果、WedsSport86は5位のマシンを上回る109周を走破したものの、無念のリタイアを喫する。


【チーム監督コメント】

浅野 真吾


「2019年開幕戦は忘れられない残念な結果になり、その日の夜は寝られませんでした。残り2周‥マシンは仕上がってきています。次戦SUGOはしっかりトラブルなく結果を残したいと思います。ご声援ありがとうございました。」



【ドライバーコメント】


浅野 武夫

「2019年初戦の鈴鹿サーキットをしっかりと走る事に専念するため車を仕上げて来たのですが、まだまだ走りを詰めきれず、また予選では目標タイムに届かず、トレーニングの必要性を感じました。決勝では荒れたレースで計画通りには行かずに 、また自分の走りも納得できるものではなかったのは悔やまれます。次戦の菅生に向けてまた一から見直して結果を出しに行きたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。」



井上 雅貴


「悔しい結果となってしまい、WedsSport様をはじめとするスポンサーの皆様には申し訳なく思います。金曜日の公式練習からセッティングは決まっていたものの、NEWタイヤを入れても思うようなタイムが出せない状況から始まり、RaceWeekは良い流れを作ることができませんでした。決勝も私のスティントでは突然エンジンの不調が出てしまったり、他車との接触があったりと私自身も良い流れを作ることができなかったと反省しております。そんな中でも浅野選手やS耐年間参戦が初となる藤原選手が安定して周回をしてくれて、最も車にとって疲労がたまる時間を森選手が色々な方法で走らせてくれたことは次に繋がるレース内容だったと思います。

次戦の菅生大会では私の最も得意なサーキットでもありますし、悪い流れを断ち切れるよう頑張りたいと思います。今後とも応援のほど、宜しくお願い申し上げます。」


藤原 大暉


「今回のレースはマシントラブルに悩まされてしまうレースでした。しかし、決勝ではかなり速いペースで走れていたのでマシンは去年より速くなってきていると感じました。この悔しさを糧にして次戦の菅生も表彰台目指して頑張ります!」




森 正行


「今回は走っている時の体力より精神力が鍛えられるレースでした。116号車S2000との差を詰めようとしましたが、手負いのミッションのどこが悪いのか、そしてゴールまで持たせられるのかの判断が難しく、スティント前半はミッションをいたわっての走行となりました。後半、ミッションは壊れないでゴールまで持つと判断しプッシュすることで、路面温度の低下もあってラップタイムは向上して行きましたが、全般的にラップタイムが遅かったことは反省点です。次戦以降も課題を克服しこれからもチーム一丸となってがんばりますので、応援のほど宜しくお願い申し上げます。」


チーム体制






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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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