PIRELLIスーパー耐久シリーズ2019
第5戦 もてぎ スーパー耐久 5Hours Race
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A DRIVER | 浅野 武夫 |
B DRIVER | 井上 雅貴 |
C DRIVER | 藤原 大暉 |
D DRIVER | 妹尾 智充 |
| 9/14 予選 | 9/15 決勝 |
順位 | 8位 | 8位 |
結果詳細 | 浅野 2.15.183 井上 2.13.436 | 浅野 23周 井上 37周 藤原 23周 妹尾 23周 |
【フリー走行・予選】
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第4戦オートポリスで4位とマシンの速さを得つつあるWedsSport86は、第5戦までのインターバルで2度ツインリンクもてぎにてマシンテストを実施。
前戦から使用するショックアブソーバーのアジャストを中心にメニューをこなしてレースウイークを迎えた。
チームは木曜日の専有走行より、決勝レースペース予測を踏まえたサスペンションセッティングと満タン時のマシンバランスの確認を進め、またエンジン関連のテストも精力的に行った。
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14日土曜日のAドライバー予選で、浅野は2分15秒183と若干タイムが伸び悩むが、Bドライバー予選で井上は2分13秒436をマーク、セクターベストを繋げば12秒台も見える走りで、若干アンダーステア傾向がみられるものの、チームはマシンの進化に手ごたえをつかむ。A、Bタイム合算でのグリッドは8番手となったが、C、Dドライバー予選で藤原・妹尾も安定したペースを見せ、チームは決勝レースで追いあげを果たすべく、マシンの調整を重ねた。
【決勝】
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レースは5時間、義務ピットイン回数は3回。
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スタートドライバーには、富士24時間で好走を見せた妹尾が抜擢された。慎重にスタートを決めると安定した走りで4周目には7番手に浮上する。しかしスタートから6周目、いきなりのマシン不調が妹尾を襲う。妹尾はピットイン、マシンのチェックを行ない一旦コースへと復帰するが症状は治まっておらず、マシンはコース脇にストップしてしまう。
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チームはリペアエリアでコネクターの接触不良を確認。応急処置ののちにピットで対策を施した。トラブルによるロスタイムはおよそ40分。ドライバーは妹尾のままマシンはピットアウトした。
妹尾から交代した浅野はFCY中もステイアウトを選択。46周目で藤原に交代する。藤原はアンダーステアを抑えながら70周目にピットイン、井上へと交代した。井上は交代直後から上位陣と遜色ない2分16秒台でコンスタントに周回した。
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「WedsSport86」は17時04分、105周を走破して8位でチェッカーを受けた。
【チーム監督コメント】
浅野 真吾
「しっかりとテストを行い準備して迎えたレースウィーク。しかし決勝では早々に電気系トラブル。結果は8位。
情け無い、悔しいに尽きます。マシンを一から見直し、残り1戦、良い形で終われるよう全力でチーム一丸となり戦います。応援ありがとうございました。」
【ドライバーコメント】
浅野 武夫
「地元もてぎ大会は、沢山のお手伝いと応援を頂きありがとうございました。しかし練習からトラブルが続き、予選では思い通りの走りが出来ず、何か足りないものが有ると感じました。決勝レースで走った感触はよかったのですが、長時間のSC導入もあり、満足な物ではありませんでした。今シーズンのS耐久も残り1戦です。今年最後のレース、キッチリと走る為にしっかり整えたいと思います。」
井上 雅貴
「浅野レーシングサービスとしてはホームとなるS耐第5戦茂木大会は、レース序盤からマシントラブルが出てしまい8位となりました。ホームコースでのレースに加え、前回のオートポリス戦での結果があり、応援して下さった皆様の期待も大きかっただけにとても悔しく思います。また私もBドライバー予選で上手くまとめることができず、チームとしても個人的にも良い波に乗れなかったレースウィークでした。早いもので残り1レースです。最後は岡山大会で3時間レース。最終戦こそしっかりレースウィークをまとめ、少しでも良い結果を残せるように頑張ってまいりますので、引き続き応援ほど宜しくお願い申し上げます。」
藤原 大暉
「今回のレースは自分が1番走り慣れているツインリンクもてぎでした。セッティングの違いからなかなか乗りこなすことが出来ず、土曜日の予選まで苦戦しましたが、何とか走り方を変えることが出来ました。決勝はスタート早々にトラブルにより勝負権を失ってしまいました。自分のスティントの時もなかなか目標タイムで走ることが出来ず、自分が持っているドライビングの引き出しの少なさを感じました。自信があった分今回の結果は本当に悔しいです。今回協力して下さった皆様、スポンサーの皆様応援ありがとうございました。気持ちを入れ替え、最終戦の岡山も頑張りますので、応援よろしくお願いします。」
妹尾 智充
「マシンも人間も充分に上を狙える可能性はありましたが、仕方ないトラブルが出てしまい悔しいレースとなりました。
僕自身、初の茂木で充分な走行も出来ず少し不安でしたが、皆さんの力でなんとか走りきる事ができました。
最終戦のサーキットに僕は居ませんが、ドライバー、マシン共に表彰台が充分狙えると思うので頑張ってほしいです!」
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