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スーパー耐久シリーズ2019 Rd.6 岡山

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2019

第6戦 スーパー耐久レース in 岡山


A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

井上 雅貴

C DRIVER

藤原 大暉

D DRIVER

芝 叔和

11/9 予選

11/10 決勝

順位

9位

リタイア

結果詳細

浅野 1.45.469

井上 1.44.824

浅野 27周

井上 34周

藤原 35周

芝 未出走

【フリー走行・予選】

WedsSport86は、第4戦オートポリスで4位に入り、マシンの速さを得つつある。第5戦から第6戦岡山Rdまでのインターバルでは、筑波サーキットで3回、岡山国際サーキットで1回の事前テストを行い、レースウィークに備えた。

木曜日の専有走行から、チームは事前テストから得られたデータを元にエンジンコンピューターマッピングとサスペンションセッティングを進めた。若干のアンダーステアはあるものの、マシンのフィーリングは良好で、エンジンパワーも安定していた。昨年と比べ、チームは進化したマシンのポテンシャルに手ごたえを感じていた。

土曜日のAドライバー予選では、浅野は1分45秒469で若干タイムが伸び悩んだが、Bドライバー予選で井上は1分44秒824をマークし、A、Bタイム合算でのグリッドは9番手となった。チームは46秒台前半のラップタイムペースを狙っており、C、Dドライバー予選でも安定したペースを見せた。決勝レースでチームは追い上げるためにマシンの調整を重ねた。


【決勝】


レースは3時間、義務ピットイン回数は2回。

3人のドライバーがなるべく軽い燃料での走行となる作戦をとることとした。エースの井上は慎重にローリングスタートを決めると、2周目のバックストレートからのブレーキングで333号車シビックをオーバーテイク、3周目の1コーナーでは28号車86をオーバーテイクし6位へと浮上する。

井上は勢いそのまま、5周に渡って310号車を猛追し、9周目のアウトウッドカーブ進入でついにパス。さらに8号車Vitz GRMN Turboがピットインし、4位に浮上する。

井上から交代した藤原は3位の884号車を猛追する。36秒差を21秒まで詰めて浅野に交代すると、浅野は摩耗したタイヤを労わりながら周回を重ねる。79周目のクラッシュで導入されたセーフティーカーがアウトすると、浅野は310号車からの猛追を受ける。94周目のリボルバーコーナーで韻を刺され、5位に後退した。

このまま5位でチェッカーを受けると思われたが、浅野が96周目にエンジン不調を訴えた。マシンは最終ラップの2コーナーを過ぎた辺りでエンジンが停止し、ストップ。

WedsSport86が最終戦のゴールラインを超えることは叶わなかった。






【チーム監督コメント】

浅野 真吾

「シーズンを振り返ると、トラブルばかりのレースが続きしっかりとした結果が出せなかった事は残念に思っています。その点は何が悪かったのか、きちんと振り返らなければいけません。しかし最終戦岡山のように、レースウィークのセットアップのポテンシャルが高ければ、表彰台を争う戦いが出来ると確信をもつことができました。

2019年、応援してくださった皆様に感謝するとともに、ぜひ来年も応援していただければ幸いです。

今年も1年間ありがとうございました。」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫


「岡山に向け事前に出来る準備をしてサーキット入りしました。確認作業とセットアップが良い方向に進みましたが、予選では前の車に引っかかり上手く行かずに残念でした。

決勝は井上、藤原が良いペースで走り、自分もしっかりと走って終えたかったのですが、最後まで車が持ってくれず残念な結果でした。しかし車の調子は良かったので、来年に向け頑張って行きます。

今年1年、沢山の応援と支援をいただきありがとうございました。

これからも宜しくお願いします。」


井上 雅貴


「2019年シーズンはマシントラブルなどで結果が出ない1年になってしまいました。今回の最終戦もファイナルラップにまさかのエンジントラブルが発生しリタイアとなってしまいました。ご支援、ご声援を頂いている皆様には申し訳なく思います。しかしながらレースの内容はとても良く、マシンも好調でスタート担当させて頂いた私は9番手スタートから4番手まで順位を上げることができましたし、2ndスティントを担当した藤原選手もトップチームと同等のラップタイムで走行でき、最終スティントの浅野選手は310号車と見応えのあるバトルをしてくれました。スーパー耐久が配信するYouTubeチャンネル「S耐TV」のレース中継映像でも間違いなく1番取り上げてられたと思います。皆様の応援して頂いている浅野レーシングサービスが3時間のレースの中でしっかり見せ場を作れたことは何よりも嬉しいことです。結果までとはいかなかったもののレース内容は最終戦に相応しく、来年に向けてもプラスになるものになったと思います。2019年シーズンはこれで終了となりますが、来年も変わらぬ応援を宜しくお願い申し上げます。1年間、ありがとうございました。」


藤原 大暉


「今回のレース内容は結果だけを見るととても残念でしたが内容はとても良かったと思います。前日の練習走行、予選と走らせて頂き私はトータルとして車はとても乗りやすかったです。決勝もタイヤ交換をしない作戦で不安でしたが思っていたより良いペースで周回出来ました。9番手からスタートし、4番手まで追い上げを見せてくれた井上選手、プロドライバーと壮絶なバトルを見せてくれた浅野選手、来年に繋がることばかりのレースだったと思います。あと1周エンジンが持てば…!と悔しい思いもありますがこれもレース。来年に向けてまたしっかりと準備したいと思います。応援してくださった皆様、スポンサーの皆様1年間本当にありがとうございました。来年も頑張りますので応援よろしくお願い致します。」


芝 叔和

「自身3シーズン目の最終戦ということや、地元に一番近い岡山ということもあり並々ならない気持ちで臨んだ今回のレースでしたが、勝ちを狙う作戦上、決勝は乗ることができませんでした。監督をはじめ、決勝での武夫さん、井上選手、藤原選手の走り、メカニックの仕事を見ていて、誰もが「勝つ」ことに拘って各々の仕事を完璧に遂行していたことは間違いなく、ファイナルラップのエンジントラブルは不幸としか言いようがありませんでした。

今シーズン、自身の目標に掲げていた表彰台に立つことはできませんでしたが、今後もチームに必要とされるドライバー目指して頑張りたいと思います。

1年間、本当に有難う御座いました。」


チーム体制






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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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