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母体の「浅野自動車」を運営する浅野家の三兄弟が、1975年からレース活動を開始したのが始まり。
以降現在に至るまで、「完全なプライベーター」として戦いに挑み続けています。
チーム体制
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浅野 武夫
Takeo Asano
チーム設立者
1953年4月20日生まれ 血液型 Rh+A
1975年レースデビュー。筑波や富士の TS (特殊ツーリングカー) レースを中心に、パブリカやスターレットで活躍。
TOYOTAがワークスを撤退してから、TSレースにおけるトヨタ車初の勝利を、78年に富士で飾る。
TS/マイナーツ ーリングには、シリーズ終了の89年まで継続的に参戦し、その後期となる88年にはB310 サニーしかエントリーのないという「事実上のワンメイク状況」の中ただ一人スターレットで戦いを挑み、雨の中ポールポジションを奪取するなど孤軍奮闘。B310 勢と互角の戦いを見せる。
また一方で85 年より、Group-A全日本ツーリングカー選手権(JTC)に参戦。表彰台を獲得するなど好成績を残しつつ、93年に同シリーズが終了するまでほぼ全戦を戦い続けた後、続くシリーズとなるJTCCには95~96年に、BMW 318i で挑んでいる。
人気のレースシリーズであるスーパー耐久シリーズでは、ST4クラスにインテグラで参戦し、2010年には並みいるS2000勢を抑えて年間4勝をもぎ取り、シリーズチャンピオンを獲得する快挙を達成。
ワンメイクレースでは、1982年のSGC (スターレットグランドカップ)と86年 C/SAC (カローラ・スプリンターグループAカップ)においてシリーズチャンピオンを獲得しているほか、更に1985年には、 C/SGC(カ ローラ・スプリンターグランドカップ: AE86N2) のTRD開発車両レースドライバーも務めるなど、長年にわたり多彩な活躍をしている。
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浅野 真吾
Shingo Asano
監督・代表
チーム運営、戦略を担当
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浅野 美杉
Misugi Asano
メカニック
メカニックとしてチームをサポート
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2024年 スーパー耐久参戦車両
WedsSport GR86
参戦レース
スーパー耐久2024
ドライバー
浅野武夫/伊藤慎之典
マシン
トヨタGR86(ZN8)
車名
WedsSport GR86
エントラント&メンテナンス
浅野レーシングサービス
チーム代表者・監督
浅野真吾
エンジン
FA24 水平対向4気筒2387cc
エキゾーストFUJITSUBO
FUJITSUBO
クラッチ
OS技研
バッテリー
ALIANT
サスペンション
OHLINS
オイル
WAKOS
オイル添加物
進化剤
ブレーキフルード
WedsSport REVFLUID
ブレーキパッド
ENDLESS
タイヤ
HANKOOK
ホイール
WedsSport TC-105X
エアロパーツ
ings
エアロミラー
クラフトスクエア
シート
BRIDE
レース紹介・解説〜スーパー耐久とは
スーパー耐久とは、市販車を改造した車両によって争われる、わが国唯一の耐久レースシリーズです。
全国6カ所のサーキットを巡りながら争われるこのレースは「耐久」の名の通り、規定時間は3時間~24 時間と長く設定されており、必然的に長距離となるレースを2~6名のドライバーが分担して走破します。
参加車両が非常にバラエティに富んでいることは、このシリーズの人気のひとつ。車両は改造度合いや排気量により8つのクラスに別れており、市販レーシングカーの参加する ST-X、ST-TCR、 ST-Z と、市販車を一部改造しての参戦となるST1 ~ST5クラスで構成されています。
中でもシリーズの「伝統」であり中心を占めるST1~ST5クラスは、車両の改造範囲はJAF N1 規定より一部広い部分はあるものの基本的に限定されているため、レース専用安全対策部品以外は街を走るストリートカーときわめて近い形・性能の車でレースが争われることになります。
そのためメーカーは「ベースとなる市販車の性能がレース結果に反映しやすいレース」として、また各車のオーナーを始めとするファンからは、自分の愛車や街で見かけるクルマに近い姿形の車両が戦う、「極めて親近感の湧くレース」として、注目を浴びています。
一方でレース距離が長いことから、速さと耐久性を維持し続けることがドライバーやチームにも求められるため、国内トップドライバーも数多く参戦しており、熾烈な戦いがコース上でもピットワークにおいても毎戦展開されています。
2024年度は、全7戦と2回テストデーが開催の予定。
北は宮城、西は大分に至る全国のサーキットで、今年も厳しくも華やかな戦いが繰り広げられます。
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